高反発マットレス

機能性マットレス!

3種類のマットレス機能と特性。

  1. 腰痛マットレス(高反発)の種類!人気の機能性MATTRESS【13選】
  2. 機能性マットレスの種類と特徴「低反発・高反発・体圧力分散機能」

3種類の機能性マットレス!!素材種類と特性の違いを認識しておきましょう。

機能性マットレス

こちらのページ(特性が異なるマットレスの種類!!「素材と機能性の違い」) でお話していますが、 機能性マットレスには、現在3つの種類が存在しています。それが 「低反発マットレス」「高反発マットレス」「体圧分散マットレス」です。

素材自体の組成などは、あまり詳しく知っている必要はないかと思いますが、それぞれの機能性マットレス が持っている”特徴(特性)”とその特性がどのような形で活かされるのが(適正)に関しては、 ぜひ、認識しておいていただきたい要素と思っています。

「マットレスに関連する要素」の中で、誤解されやすい要素と感じているのが「硬さ」と いう要素(感覚)。「硬さ」というのは、素材もしくは構造全体的な要素が関連しているわけですが、 「高反発=硬い」と思っている人も少なくないようなんですね。

でも、それは誤解です。 高反発マットレスの中には、確かに”硬さ”も有しているものもありますが、逆に素材としては ”柔らかさ”を有しているものもあるのです。「高反発力」という要素と「硬さ」という要素はそれぞれ 別の要素なのです。

それぞれの機能性マットレスに関する特性・特徴を下記に記しておきますので、ご参考にしていただければ幸いです。

高反発マットレスCONTENTS!(関連記事)

低反発ウレタン系素材のマットレス・敷布団 の特性!!

低反発ウレタン系素材

”低反発ウレタン”という素材はもともと宇宙開発の中で誕生した素材です。別名「衝撃吸収素材」 のひとつとして開発されたもの。通常打撃などの力(圧力なども)に対しては、反作用としての ”反発力”が打撃を加えた相手にもたらされることになります。

低反発ウレタン(衝撃吸収素材) の場合には、加わった力(圧力など)を素材内部で吸収してしまうのが、 大きな特徴となります。

この”反発力の低さ”写真にあるように、素材を押したときに、なかなかもとの形に戻らない(手形が付いたまま)といった ことで実感することも出来ます。

特徴1:体のライン(骨格)に沿って”沈み込む”

低反発マットレスならではの特徴ともなるのが、「沈み込み」です。反発力が低いので、身体ライン(骨格ライン) に沿って、マットレス内に体が沈みむ形となります。この”沈み込み”に対して、「包まれている感覚(癒し)」 と感じる人もいれば、「寝心地が悪い」と感じる人もいます。

特徴2:主に”横向き寝姿勢”の人にとって、腕・肩を痛めにくい

寝姿勢は、子供の頃の習慣も影響することから、仰向けが楽な人もいれば、横向きが良いと 感じる人もいます。低反発マットレスは、”反発抵抗が低い”ので、「横向き寝姿勢」の人 にとっては、腕や肩などが圧迫されたり、歪んだ姿勢となることが軽減されるのが特徴に。

特徴3:”寝返り”がしにくくなる可能性も!!

安眠を得るためには、適切な”寝返り”が必要とされています。概ね一晩で「20回程度」 の寝返りが出来ることが、良き睡眠に繋がる要素に。

低反発マットレスでは、反発力が低く、体がマットレス内部に沈み込んでしまうため、 もともとあまり上手く寝返りが出来ていない人にとっては、さらに寝返りがしにくくなる (寝返りするために力が必要となる)傾向があります。

寝返り不足ということから、「血流不足」 「朝目覚めたときの全身の痛み・局所的な痛み(腰痛など)」を感じている人には、不向きな マットレスとなるものと思われます。

特徴4:温度変化(気温変化)によって、固さが大きく変化。

低反発ウレタンの最大の特徴となるのが、温度変化(気温変化)によって、素材の固さが 大きく変わるということ。夏の暑い部屋で使用していると必要以上に”柔らかく”なり、沈み込みも大きく。

逆に冬の寒い部屋で使用していると、”かなり固くなる”ことがあり、低反発の利点ともなる「沈み込み」 が無くなってしまうことも。使用環境に条件が必要となります。

>>>>>>「低反発マットレスの特集」はこちら!!

BEST1:低反発マットレスの定番!「トルゥースリーパー」。
低反発マットレス

昔、日本に導入された当初、低反発マットレスブームを招いたのが、こちらの低反発マットレス「トルゥースリーパー」 です。

日本の生活環境では、低反発ウレタン素材のデメリットが表面化してきたことから、現在、日本で 販売数減少傾向となっていますが、今でも低反発マットレスとしては、一番人気と言えるアイテムです。

現在「上敷きマットレス」から「敷布団タイプ」まで、多種多様な商品ラインナップが揃っています。

*素材:低反発ウレタンフォーム
*厚み:3.5cm~
*価格:¥21,000円(税込み)~。

低反発マットレス「トルゥースリーパー」の商品詳細・購入はこちらへ(公式SHOP)

高反発ウレタン系素材のマットレス・敷布団の特性!!

高反発ウレタン系素材

基本的に”ウレタン素材”は安価であるのも魅力のひとつとなっています。 高反発ウレタンのマットレスは、もともと欧州などの気候がわりと穏やかで、”乾燥傾向” の生活環境である地域で人気を集めるマットレスです。

日本でも、欧米からの流行商品として、広まりを見せていましたが、欧州などの乾燥環境と 異なり日本の場合は四季を含めて「高温多湿」となる時期も存在。ウレタン素材の「熱・湿度を逃がしにくい」 といった特性が不快さを感じさせることから、当初、高反発マットレスはあまり広まりを 見せませんでした。

ただ、近年になって、日本の生活環境に適した高反発ウレタンフォーム素材が開発されるようになりました。 高反発ウレタンにも「汎用的な高反発ウレタン」と「高通気性を有する高反発ウレタン(企業毎に開発された素材)」 が存在する状況となっています。

高反発マットレスに関して、こちらのおすすめの高反発マットレス情報!なども ご参考に。

特徴1:身体を支えてくれる”安心感”。

高い反発力は、身体をしっかり支えてくれる”安心感”を感じさせてくれます。寝姿勢(骨格形状) をしっかり保ってくれる働きもあり、局所的な身体の沈み込みなどによる腰痛などを軽減してくれる ことにも繋がります。

特徴2:”寝返り”を補助してくれる力

高反発力は、そのまま”寝返り”を促してくれる(補助してくれる)力となります。上手に寝返りが 出来ていない人にとっては、身体バランスを整えやすいマットレスに。 中途覚醒など良質な睡眠を得られていない人にとって、効果的なマットレスとなってくれるのでは ないでしょうか。

特徴3:「熱」と「湿気」がこもりやすい。

高反発ウレタン素材だけでなく、”ウレタン”に共通した要素となりますが・・。密度の高い構造となっていることから、 通常の高反発ウレタン素材は 「熱」「湿度」がマットレス内に保たれやすい特徴があります。

”冬季節の寒さ”への対策としては 効果的な要素となりますが、反面、夏場はマットレスとの接地面(背中側)が体温で温められ・・暑さと湿度 を感じることに。日本の生活環境においては、不快さを感じさせやすい要素となります。

ただし、近年人気となっている「高通気性を有した高反発ウレタン素材」は、夏も快適に過ごせるものに。 同じ高反発ウレタン素材の中にも、特性が異なる2種類の素材が存在していることをぜひ、認識しておいて いただければと思います。

>>>>>>「高反発マットレスの特集」はこちら!!

BEST1:大人気の日本製高反発マットレス「モットン」。
高反発マットレス

年々販売実績を高めている大人気の高反発マットレスがこちらの「モットン」です。

独自で開発した高通気性を有する高反発ウレタンフォームを使用。日本の生活環境に適した心地よさ(夏の快適さと冬の暖かさ) を有しています。

特徴的なのが、厚み「10cm」を有していること。高反発力を十分に発揮できるとともに、フローリンク床上に直接敷いて 活用できるマットレスとなることも、高い支持を得るポイントとなっています。

*素材:独自開発高反発ウレタンフォーム
*厚み:10cm
*価格:¥39,800円(税込み)~。

日本製高反発マットレス「モットン」の商品詳細・購入はこちらへ(公式SHOP)

高反発網目繊維構造素材のマットレス・敷布団の特性!!

高反発網目繊維構造素材

日本の生活環境に対して、研究開発が進められ、近年日本で高い人気を得るようになってきているのが 「高反発網目繊維構造素材のマットレス」です。”低反発マットレス””高反発ウレタンマットレス” が欧米で誕生したのに対して、この”高反発網目繊維構造素材のマットレス” は、日本メーカー(ブランド)が研究・開発の主役となっています。

基本的に、各社が独自開発した素材(網目繊維構造素材)を使用していることから、”ウレタン系素材”と 比較すると、高価格となっているが特徴。

それでも、日本で生活する人にとって、大きな支持を得ているのは、 日本の風土(生活環境)に適した”高い通気性””高反発力””体圧分散力”といった環境に適応した機能性 を有しているから。年々人気を高めているのも納得です。

特徴1:”寝返り”を補助してくれる機能性。

”寝返り”をするのに筋肉の強い力を必要としてしまっては、眠りを妨げる要素となってしまいます。 睡眠時に、「少し意識が覚醒している形で寝返りをしている。(睡眠中に寝返りをしている自覚が何度かある)」 という人は、寝返りが上手く出来ないマットレスを使用している可能性があります。そんな人には、 高反発網目繊維構造素材のマットレスが最適なものに。

特徴2:”網目繊維構造”だからこその「高い通気性」

他の高い密度の素材構造と異なって、”網目繊維構造”となっていることの最大の利点ともなるのが 「通気性が高い」ということ。

日本の生活環境では、夏の暑さと高湿度が安眠を妨害する要素となります。 そんな”熱”と”湿気”をマットレスの中に留めることなく、発散してくれる通気性の高さは、快適な 睡眠を得るために大切な要素となっています。

特徴3:”体圧分散(体重を分散)”することで局所的な身体への負担を軽減

”網目状繊維構造”は、それ単体でも「体圧(体重)」をマットレス全体へ拡散してくれる働きを有しています。 ただ、素材単体では拡散範囲はさほど広くならないので、体圧分散機能に特化したマットレス(体圧分散マットレス) の場合は、”網目状繊維構造素材”の他、異なる素材を組み合わせた「複層構造」で構成されています。

体圧分散してくれるということは、局所的な身体への”圧迫”も無くしてくれるということ。身体への負担(痛みの発生) が軽減されます。

特徴4:家庭での”丸洗い(水洗い)”が可能。

”網目状繊維構造素材”単体のマットレスの場合は、家庭での”丸洗い(水洗い)”が可能なのが特徴と なります。

「ヘチマたわし」を想像していただければと思いますが、繊維が網目状に構成されていますので、 水切れが、とても良いんですね。水洗いしても、早々に水きり(乾燥)が出来るのです。清潔さを保ちやすいだけでなく、 ダニの繁殖も抑えられるマットレスに。

>>>>>>「体圧分散機能マットレスの特集」はこちら!!

BEST1:網目繊維構造の高反発マットレス「エアウィーヴ」。
体圧分散機能マットレス

日本で高反発マットレスの人気拡大のきっかけとなったのが、こちらの高反発マットレス「エアウィーヴ」です。 世界的なアスリートたちに商品を提供、CMなども多く見かけるようになりました。

エアウィーヴは、もともと「上敷きタイプの高反発マットレス」のみが販売されていました。現在でも主力は、上敷き マットレスとなっています。

ただ、近年の高反発マットレス志向に併せて、単独で利用できる「マットレス」及び「敷布団タイプ」も発売されるように なりました。ウレタン系マットレスと比較すると独自開発された網目繊維構造素材を使用していることから、高価な アイテムとなっています。

*素材:網目繊維構造素材
*厚み:3cm~
*価格:¥39,960円(税込み)~。

網目繊維構造の高反発マットレス「エアウィーヴ」の商品詳細・購入はこちらへ(公式SHOP)